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ドムドムハンバーガー・・・
ある年齢以上のオジサンにとっては、その名前を聞いただけで懐かしさのあまり涙腺が緩くなってしまうというハンバーガーチェーン
今の若い人たちは知らないと思うけど、ドムドムハンバーガーは日本で最初のハンバーガーチェーンとして誕生した。
その出自をたどれば、最初の親会社のダイエーとマクドナルドが合弁会社を設立して日本における事業展開を計画していた1960年代に遡る。
しかしこの合弁事業は、ダイエーの始祖カリスマ中内功が過半数の出資比率を保持することに拘泥したため頓挫。
けっきょくダイエー単独でハンバーガーチェーンを展開することになった。
今回行ってきたドムドム吹田店も、今でこそイオン吹田店の一角を間借りしているが、もともとはダイエー吹田店の一角で、ダイエー系列のハンバーガーチェーンとしてお店を構えていた。
イオンではマクドナルドの店舗があることは珍しくないが、ダイエーにはマクドナルドの店舗は皆無で、ハンバーガーといえば全てドムドムだった。
さて、そんなドムドムの特徴はいつ行っても代り映えのしない(安定感があるといってもいい)商品ラインナップである。
今回は「期間限定」という触れ込みのメキシカンチリバーガーとマッサマンカレーバーガー、「待望の復活!」であるコロッケバーガーを頼んでみた。
期間限定なのでメキシカンチリもマッサマンも初めて対面するハンバーガーのはずであるが、なぜかどどちらもデジャブを感じてしまう。
ドムドムでは期間限定のスポットで激辛ホット系のハンバーガーを販売しているが、今回の二つのハンバーガも名前こそ違え過去にこの系統で販売されてきた商品ラインナップの一つだと思う。
これを商品開発力の欠如と捉える向きもあるが、むしろ低コストで目先の変わったハンバーガーを提供して往年のドムドムを懐かしむオジサンを喜ばせる企業努力として評価したい。
そして「待望の復活!」であるコロッケバーガー。
パンとコロッケをお店で買ってくれば家でも3分もあれば作れるハンバーガーを190円で販売するドムドムの英断。
商品企画会議で「こんなもん売れるわけないやろ」というネガティブな意見がでなかった(でたかも知れんが)ドムドムの社風がすばらしい。
そして最後に、店頭のポスターに掲載されているハンバーガーの写真と実物のギャップ。
他のハンバーガーチェンでも散見できる事態ではあるが、ギャップの大きさはドムドムが一番。
まあ、今回もいろいろ言ったけど、これからの年1度、いや2度くらいのペースでドムドムには通うことになると思う。
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