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この日は（も）暑かった。

四条烏丸の事務所から京都駅に歩いて用事を済ませるとちょうど昼時。

蒸し暑い中1時間ほど歩き回ったので汗を吸ったシャツが気持ち悪い。

昼から烏丸丸太町で予定があるので京都駅周辺でお昼ご飯を食べることにした。

京都の粉もんというと必ずと言っていいほど名前があがるという「山本まんぼ」が移転したことを思い出し、食べログで場所を確認。

蒸し暑い日にお好み焼。ちょっと躊躇したけど場所が近かったので行ってみることにした。

お店はすぐに見つかった。

入口を入るとL字型のカウンター、そして右手にテーブル。

カウンター席の壁掛けテレビの下あたりに座り、まずは一息。

カウンターでは年齢職業不詳の男性がまんぼ焼きを食べながらテレビを見ている。

テーブル席では学生らしい4人組がやはりまんぼ焼きを賑やかに食べている。

それにしても暑い。

店内には冷房が入っているけど、目の前の鉄板が発する熱が冷房を圧倒している。

注文は、少し迷ったけど、やはりまんぼ焼き。

焼き上がりまでに時間がかかりそうなので瓶ビールを注文。

ビール、すぐに到着。グラスに注いで飲むと、汗が止まらなくなる。

昼から用事あるのに明らかな判断ミス。

少しでも発汗をおさえようと一人激しく扇子を使っていると、お店の人が冷房を強くしてくれる。

ちょっとした気遣いがうれしい。

注文のセレクトは失敗したが、お店のセレクトは正解だった。

注文から20分ほど待ってまんぼ焼きが到着する。

鉄板にのせられたまんぼ焼きをコテで一口大に切り分け、小皿に移してまず一口。

うまい・・・待った甲斐がある。

時間が無くなってきたので心持ち急いで食べる。

アツアツのまんぼ焼き、ほんとはビールと一緒に食べたいけど、最初に頼んだビールは当然飲んいる。

次を頼んでも飲んだしりからビールが汗に変わることが目に見えているのでお代わり注文しない。

すこしだけ学習できている。

最後まで扇子を使いながらまんぼ焼き、完食。

それにしてもこれだけ汗をかきながらのご飯は久しぶり。

汗を吸ったシャツが気持ち悪いが事務所に戻って着替えている時間はない。

泣く泣く湿った（正確には濡れた）シャツを着たまま次の仕事に向かう。

山本まんぼ、ごちそうさまでした。

次は真冬に来ます。

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