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京都弁護士会や法テラス主催で、京都弁護士会や法テラスに行って担当する法律相談。
申し込みがあり、相談者の方に事務所に来てもらって行う法律相談。
1年間に数えられないくらい法律相談を担当しますが、弁護士から見て法律相談を上手に利用している人と、そうでない人がいるように思います。
法テラスを利用した一部の法律相談を除いて、弁護士への法律相談はふつう有料。
同じお金を払うんだったら、法律相談は上手に利用ほうがぜったいイイ。
それでは限られた時間で法律相談を上手に利用するポイントを4つご紹介します。
1 法律相談に必要な資料を準備して持参する
相続人が多数になる相続などは、手書きでもいいから相続関係図を作って持参します。
そうすれば相談もしやすいし、弁護士も短時間で相談内容を把握できます。
離婚の法律相談でも、結婚や別居をした時期や家族構成、配偶者のおおよその収入などをまとめておくと相談がしやすくなります。
2 質問内容は箇条書きで書いておく
文章で質問を書いてしまうといざ質問しようと思っても上手にできなかったりするものです。
そこで、弁護士に聞きたいことは箇条書きで書き出しておきます。
箇条書きにすることで質問内容が整理できます。
また質問のし忘れを防止することもできます。
3 あらかじめ弁護士に必要な資料が何か聞いておく
法律相談を申し込む際、どんな資料を持参すればいいのか、あらかじめ弁護士に聞いておきます。
相談者が必要だと思った資料が実は不要だったり、役に立たないと思った資料が必要だったりすることがあります。
弁護士に何が必要か聞いておけば、こうしたことは防げます。
4 法律相談は当事者本人が行く
時々、子の代理として両親が離婚などの相談にやって来ることがあります。
子の仕事が忙しいなど、理由はいろいろあると思いますが、法律相談の大事なポイントは当事者本人しかわらかないことが多いものです。
特に離婚に関する相談では、大事なことを親には話していなかったりする人も少なくありません。
したがって、法律相談には当事者本人が行くべきです。
本人は仕事があって平日の昼間に法律相談に行けない・・・
そんな時でも、法律事務所によっては夜や休日の法律相談も予約をすれば対応してくれます。
オールワン法律会計事務所でも予め予約をしていただければ休日の法律相談に対応しています。
以上のことを少し意識しておけば、短い法律相談の時間を有効に活用していただけると思います。
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