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仕事で沖縄にやって来た。

極寒の京都から（大げさか）飛行機を降りると突然南国である。

那覇空港からゆいレール（モノレール）で国際通りへ移動。

ホテルでチェックインを済ませて牧志公設市場へ。

当日は小雨が降っていたが、牧志公設市場の周りにはアーケードがあるため大変便利。

それにしても歩いている人が多い。

少し歩くと両側の商店から呼び込みの声がかけられる。

京都でも錦市場をはじめ、三条通商店街や古川町商店街といった活気ある商店街が残っているが、活気ある商店街をぶらぶらと歩くの大好き。

この日、まだお昼を食べていなかったので牧志公設市場の中でご飯を食べるところを探すことにした。

市場の中のエスカレーターで2階に上がると入れ込みの食堂が何軒も並んでいる。

ほぼ満席に近い食堂の横に客のいない「次郎坊」という食堂を発見。

客がいないことは気になったが、ご飯を食べた後、もう少し近くを歩きたいので客のいない次郎坊に入ることにする。

まずは沖縄定番のオリオンビールの生。

オリオンビールは京都でも飲むことができるが、やはり沖縄で飲むとおいしく感じる。

同じくサッポロビールも北海道で飲むと京都で飲むより数段うまく感じる。

料理は焼きそば、そしてタコライス。

注文してから10分ほどで焼きそば到着。

麺は沖縄そばで使われるような太麺。

味付けは普通のソース焼きそばだが、かすかな酸味を感じる。

沖縄で多用されているＡ１ソースが使用されているのかもしれない。

続いてタコライス。

ご飯の上にレタスのみじん切り、そしてタコライスの素とでもいうソースのかたまり。

よく攪拌してからいただく。

ところで、沖縄ではスーパーマーケットでタコライスの缶詰をよく売っている。

今回その缶詰を買って帰り、家でレタスをのせたご飯の上にタコライスの缶詰をのっけて食べるとほぼ店で食べるものと同じ味になった。

沖縄のお店で出すタコライスの調理法もおそらく缶詰を使用している店が多いのではないか。

南国沖縄ではあまり手の込んだ料理は作らないのかもしれない。

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