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【こんなところでつまずかない! 離婚事件21のメソッド】

東京弁護士会 親和全期会 編著 2017年 第一法規

 

「こんなところでつまずかない!」シリーズ第三弾。

「弁護士21のルール」、「交通事故事件」に続いて今回は離婚がテーマ。

 

弁護士をしている以上、離婚事件は避けて通れない。

法律相談を担当すると、ほぼ毎回離婚の相談がやってくる。

ただ、離婚と一口に言っても、その相談内容は離婚ができるのかといったものの他、財産分与、慰謝料、親権(監護権)、養育費、年金分割、ⅮV(ドメスティック・バイオレンス)など様々である。

ある程度弁護士をしていると、こうした相談に一通り答えることはできるようになる。

ただ、自分の回答や処理方針が相談者や依頼者にとってベストなのか、時々顧みることはある。

 

そこで本書のような書籍で、他の弁護士の事件処理を勉強させてもらうことになる。

本書では弁護士となってから比較的年数が浅い人たちの経験談(ヒヤリハット)が紹介されている。

自分にも経験があるケースや、へーこんなこともあるのか、など様々。

 

弁護士の中には、離婚事件や手間がかかる割に対価が低いとしてできるだけ受任しないという者もいる。

ただ、自分としては離婚事件はやりがいのある仕事なので、今後もブラッシュアップに励みながら離婚事件に向き合っていきたいと思う。

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