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香川にやって来た。

「うどん県。それだけじゃない香川県」ということで、今回はあなご重。

 

高松駅から歩いて10分ほどの天勝というお店にやってきた。

むかし、このブログでかしわバター丼を紹介した武内食堂からそう遠くない距離。

 

店内に入ると目に入るのが巨大な生け簀。

一階はこの巨大な生け簀を囲むようにコの字型のカウンターが設置されている。

 

注文を取りに来た男性にあなご重税込み1296円を注文。

注文して何もすることがなくなったので生け簀の中の魚を眺める。

 

3分で飽きる。することがない。

時々、生け簀の反対側に座ったこれも一人客の男性と目が合っては反らすことが繰り返される。

 

少し気まずい。

注文が通ってからあなごを捌いているのかいるのかと不審に思いだしたころ、やっとあなご重が到着。

 

 

思ったより二回りほど小さいお重。

早速あなごの摂取を開始する。

 

待望のあなご、もちろん旨いのだが飛び上がるほどでもない(これまで何か食べて飛び上がったことなどないが…)。

いかんせん量が少ない。

お重のすみのご飯粒、本当に食べにくい。

 

お汁や漬物を挟んでゆっくり食べたが5分弱で完食。

待ち時間と食事にかかった時間、かなりバランスが悪い。

 

長居をするとさらに収支が悪化するのでお茶を飲んで退散。

天勝のあなご重、上品な山の手の婦人がお昼に食べるのにちょうどよい。

 

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