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長野のB級グルメ山賊焼き。

駅弁でも販売されており、前から気になる存在だった。

そこで長野に行った折に長野市内の親せきに山賊焼きが食べたいというと、松本の郷土料理なので長野市内では食べられないという。

そこで山賊焼きを食べるために松本市に移動。

松本城を見学し、近くの観光協会の窓口で山賊焼きが食べたいというと、すぐそばの「そば処たかぎ」を紹介される。

さっそく店に行ってみると、昼時ということもありほぼ満席。

他に食べたいものもあるので、お茶を運んできたお店の人に山賊焼きの単品をお願いする。

待つこと10分ほどで山賊焼き到着。

見た目は普通の鶏のから揚げ。

ウイキペディアなどでは「鶏もも肉の唐揚げの大きいもの」と紹介されているが、この店の山賊焼きに関しては大きさもふつう。

食べてみるとかすかにニンニクの香りがする。

ニンニク風味のから揚げもまあふつうにある。

初めて山賊焼きを食べた結果、普通の鶏から揚げであることが判明した。

この普通の鶏から揚げに「山賊焼き」という勇壮な名前を付け、さも特別な郷土料理であるかのように仕立て上げたアイデアにむしろ関心。

山賊焼き、から揚げとしては十分に旨かった。

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