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西武練馬駅から歩いて5分ほど。
千川通りから目白通りに抜ける途中にラーメン大郎がある。
雑然とした店先。
こうした店で出す料理はとても旨いか全然ダメかのどちらか。
今回はラーメン大郎に「麻丼」を食べに来た。
麻丼とかいて「マードン」。
芥子の実が飯の上にのっかっているのではない。
飯の上にのっかっているのは麻婆豆腐。
店の前の手書きのメニューでは「太郎の奇想天外」なるコピーがそえられている。
他にも「俺様つけ麺」や「幻の焼売」などのメニューも。
こちらの店主、只者ではなさそう。
店内に入ると、カウンター席にサラ―リーマン風の男二人連れと自営業といった風体の男。
その間に座り、注文を取りに来た女性に「マードン」と力強く注文。
自分が頼んだマードンが来る前にサラリーマン風の男が頼んだから揚げ定食らしいものが到着。
横目で見るとから揚げが皿からはみ出さんばかりに盛り付けられている。
こんなものを一人で食って糖尿や痛風は大丈夫か、といらぬ心配をしているうちにマードン到着。
一人用の小鍋の中でマードンが煮立っている。
このまま食べると上あごの薄皮がずるっと剥けること必至。
上にトッピングされた卵を崩し、スプーンで少しずつ取り分け、冷ましながら食べ進む。
しばらく食べると大量の発汗。
マードンに含まれる多量の香辛料が発汗を促してくる。
仕事に行く前にマードンを食べたことを激しく後悔。
途中から狂おしいような気持ちになり、ただただスプーンを口に運ぶ。
10分ほどでマードンを食べ終わる。
放心状態で勘定を済ませラーメン大郎を後にする。
マードン500円、コスパはかなり高い。
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