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源 ぶりかまステーキ弁当
2013年5月30日 東京駅・駅弁屋祭で購入(980円)
ぶりかまステーキ弁当調製元は富山にある源である。
「ゲン」ではない、「ミナモト」と読む
名前を聞いてもピンとこない人は、富山土産の「ますのすし」の調製元といえば、あぁあの会社ね、となるわけなのだ。
「ピン」で思い出したけど、わたくしの幼少期には「この顔にピンときたら110番」という標語が交番前をはじめ、巷にあふれかえっていたような気がする。
果たして、「この顔」をみて「ピン」ときて「110番」した人はどれくらいいたのだろうか?
今回は、その源のますのすしではなく、ぶりかまをステーキにしたぶりかまステーキ弁当である。
東京駅の駅弁屋祭で買い求めて、京都に帰る新幹線に乗り込んでからすぐに食べ始める。
自分でも知らず知らずのうちに、ぶりかま ステーキ を身体が渇望していたようである。
あらためて中身を見てみると、ご飯の上に昆布(富山名産だよね)が敷かれて、その上にドーン!と大きなブリカマが3つ!
野武士 荒武者 豪放磊落 種田山頭火
ぶりかまステーキ弁当をひとことで言い表すとこんな感じであろうか(ひとことじゃないけど)。
ただ、野武士 荒武者 故であろうか、全体的に茶色に支配された駅弁のエズラは華やかさとは無関係、ウマければいいんだよ駅弁は!の世界に通じるものがある。

華やかさは微塵もない駅弁であるが、そこは野武士、見た目からは分からない実力を兼ね備えているのである。
そう、文句なしにウマい。
さすが富山の駅弁調製元の雄、源の駅弁である。
ウマかった。ごちそうさまでした。
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