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vol540 タクシードライバー一匹狼の歌/梁石日(ヤン・ソギル)

【タクシードライバー 一匹狼の歌】

 

梁石日(ヤン・ソギル) 1997年 幻冬舎アウトロー文庫

 

 

またまた幻冬舎アウトロー文庫の梁石日シリーズ。

 

タイトルに「タクシードライバー」とあるのでベストセラーになった「タクシードライバー日誌」、「タクシー狂躁曲」の続編と思って手にとった。

 

読み始めると前作までの「タクシー」シリーズと毛色が違うことに気が付く。

 

前作までは梁石日がタクシードライバーとして過酷な労働環境で働く姿がほぼノンフィクションで描かれていた。

 

本作では専らタクシー業界の様々な問題点を梁石日が取材をして紹介するというルポ物とでもいうべき作品になっている。

 

地方の代行運転業の実態、成田空港におけるエアポートタクシーの問題、鉄冷えで苦しむ北九州市のタクシー業界の窮状などなど。

 

よく取材がなされており、そこにタクシードライバー経験のある梁石日の的を得た論評が加わるが、やはり少しばかり読みたかった内容とは違う。

 

本作は正直期待外れだったが、それでもなお読み続けたいと思う魅力が梁石日の本にはある。

 

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