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弁護士の書評120冊目 マチベンのリーガルアイ

京都の弁護士小沢一郎です(京都弁護士会)。

今回は岡山の弁護士さんのブログがもとになった著作です。

【マチベンのリーガルアイ】河田英正 2007年 文芸春秋企画出版部

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「マチベン」「イソベン」

最近は普通の人もその意味が分かるようになりましたが、一昔前は弁護士業界の用語でした。

マチベンとはいわば街の弁護士、相続、離婚、交通事故、破産という具合に、およそ弁護士が扱う事件は一通り扱う弁護士のことをさしてこう呼びます。

(イソベンは居候弁護士=勤務弁護士のことです)。

医者の場合、開業するに際して診療科目をある程度特定するので、考えてみると何でも扱える弁護士がいるということは素晴らしいことです。

とはいえ、医者にヤブがいるように、弁護士にも一通り相談を受けても、相談者が望む事件処理ができない人も残念ながらいます。

この点、本書を執筆された河田弁護士は司法修習26期、岡山弁護士会の会長などを歴任された大ベテランの弁護士です。

仮にピンからキリまでの弁護士がいるなら、間違いなくピンの方の先生です。

本書は、河田弁護士が2年にわたって執筆されたブログがもとになっており、弁護士の日常が淡々と描かれ、時々に河田弁護士の弁護士や裁判、法曹に関する考えが述べられています。

この河田弁護士の日常が紹介された部分ですが、河田弁護士が依頼者、相談者に丁寧に接し、真摯に向き合っている姿が描かれています。

顧みて自らの弁護士としての仕事の進め方はどうかといえば、反省しきりです。

また、河田弁護士が考える弁護士のあり方といったものについても、読んで考えさせられるところが多分にあります。

弁護士であれば一読する価値のある著作でした。

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