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弁護士の書評119冊目 上司は思いつきでものを言う

京都の弁護士の小沢一郎です(京都弁護士会)。

今回は何とも言えない読後感に浸れる著作の感想文です。

【上司は思いつきでものを言う】橋本治 2004年 集英社新書

ブックオフで本書のタイトルを見た時は、サラリーマンの処世術でも書いた本だと思い、よく考えずに購入することにしました。

そして読み始めてみたのですが、著者が何を言いたいのか、何のために本書がかかれたのかよく分からないという本です。

もちろん著者は天下の東大を卒業した作家が書いた本なので、書いてあること一つ一つの意味をとらえることはできるのですが、全体として何が言いたいのか分からない。

上司との接し方、会社における年功序列について儒教まで引き合いに出して説明されているのですが、結局何が言いたいのか分からない。

法律の解説書などは、難しい内容のものでも何度か読むと何が書いてあるのか分かるようになりますが、本書は何度読んでも何が言いたいのか分からない。

弁護士のように、書物にとかく読むことの意義や目的を求める人が読むには適していないのかもしれません。

何も考えずに読めば楽しめるのでしょう。

とにかく不思議な読後感を体験できる著作でした。

時間がある方は一度読んでみてください。

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