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トレードタームズ インコタームズ〈京都弁護士会弁護士による貿易実務の法律相談〉

 

トレードタームズ、インコタームズを弁護士法人オールワン法律会計事務所(京都弁護士会)の弁護士(京都弁護士会)が解説します。

 

1 トレードタームズ(Trade Terms)

 

トレードタームスとは、貿易取引における商習慣のことです。

 

特定の商品を輸出入する際には、様々な取り決めを予めしておく必要があります。

 

商品の引渡し場所にはじまり、引渡し場所まで売主・買主いずれが商品を運搬する責任があるのか、商品の価格に引渡し場所までの運賃が含まれるのか、危険がいつ売主から買主に移転するのか等、過去の貿易取引の蓄積を通じて商習慣が形成されてきました。

 

この商習慣をトレードタームズといいます。

 

代表的なトレードタームズには、FOB、C&F(CFR)、CIFがあります。

 

また、従来の在来貨物船からコンテナ船に海上輸送の中心が移ったことを受け、これに対応させるために後述する国際商業会議所が制定したコンテナ・トレードタームズがあります。

 

現在のわが国で使用されているトレードタームズの大半がFOB、C&F(CFR)、CIFで、コンテナ・トレードタームズはほとんど使われていません。

 

2 インコタームズ(Incoterms)

 

インコタームズ(Incoterms)とは、トレードタームズの解釈基準のことです。

 

トレードタームズは商習慣のため、国や地域により細部で解釈に違いがありました。

 

この解釈の違いを克服し、トレードタームズの利便性を向上させようと制定されたのがインコタームズです。

 

代表的な解釈基準として、国際商業会議所(Internationl Chamber of Commerce:ICC)の作成したインコタームズの他、改正アメリカ貿易定義(Revised American Foreign Trade Definition 1941)、ワルソー・オックスフォード規則(Warsaw Oxford Rules 1932)があります。

 

インコタームズの解釈に従うか否かは当事者の自由ですが、当事者がインコタームズに従う取り決めをした場合は、インコタームズの解釈が当事者を拘束します。

 

この場合、国際商品売買契約書(Sale of Goods Agreement)に次のような条項が加えられます。

 

「Trade Terms : The trade terms used in this contract shall be interpreted in accordance with Incoterms 2000 , unless otherwise specifically agreed」

 

「トレードタームズ:本契約中におけるトレードタームズは、別段の合意がない限り、2000年のインコタームズに従う」

 

【ご留意ください!】

 

本解説は、トレードタームズ、インコタームズに関する基本事項を述べたものです。トレードタームズ、インコタームズに関する詳細は弁護士、税理士等の専門家にご確認ください。

 

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