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弁護士小沢一郎(京都弁護士会)の読書感想文 86冊目【白ゆきひめ殺人事件】

2015年07月10日

弁護士の小沢一郎です(京都弁護士会)。

今回は、初めて読む湊かなえ氏の著作の読書感想文です。

【白ゆき姫殺人事件】湊かなえ 2014年 集英社文庫

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舞台は東京や大阪から離れたT県。

町外れの谷で、何度も刺された上、灯油をかけられて火をつけて焼き殺された地元の化粧品会社に勤める美人OLの死体が発見されます。

やがて目撃証言から同僚が容疑者として浮上し、その容疑者の過去を遡っていくと意外な事実が次々に明らかになる…

そして、最後はお約束のどんでん返し。

ストーリー自体は、特に目新しいものはないと思います。

物語の構成は少し特徴的です。

それぞれの章では、被害者の後輩社員の友人である週刊誌記者が、事件の関係者にインタビューをして、関係者がそのインタビューに応える形式で物語が展開します。

そのインタビューでは、皆容疑者の同僚に同情的な発言をしながら、最後には皆そろって容疑者を貶める方向に発言が向かっていきます。

その発言を知って、容疑者の同僚は自分が周りからどのように見られていたのかを思い知らされます。

本書は、正直いってミステリーとしての目新しさはあまりありません。

つい無意識のうちに人を貶めるという人の醜い側面が描かれていますが、こちらもありがちなテーマです。

本書が発売された当時、ネット書店で大きく取り上げられていたので今回手に取りましたが、正直期待外れな内容でした。

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